JavaでRSSリーダー 完結編 [パソコン]
今日は、JavaでRSSリーダー作成の最終回です。
長々と書きましたが、とうとう一段落です。
今日は、 RSSリーダーを取得して表示するための、プログラムを記述します。
追加するプログラムは、"RssView.java"というファイルへ記述するのみです。
ライブラリの追加
追加したRomeなどのライブラリを利用するために、インポートを行います。
さらに、それらのライブラリの変数として、URLやList型を呼び出す必要があるため、それらを呼び出し可能にするライブラリを追加します。
追加した内容は、次のようになります。
// ---ここから---
import java.net.URL;
import java.util.List;
import com.sun.syndication.feed.synd.SyndEntry;
import com.sun.syndication.feed.synd.SyndFeed;
import com.sun.syndication.fetcher.FeedFetcher;
import com.sun.syndication.fetcher.impl.HttpURLFeedFetcher;
// ---ここまで--
プログラムの追加
次に、実際にプログラムを追加します。
前回ボタンをクリックしたときに動作する関数を追加しましたが、その関数内に動作を記述していきます。
具体的には、jButton1MouseClickedという関数に記述します。
記述すべき内容は、次のようになります。
private void jButton1MouseClicked(java.awt.event.MouseEvent evt) {
// TODO add your handling code here:
try {
FeedFetcher fetcher = new HttpURLFeedFetcher();
// 取得したフィードの内容を格納
SyndFeed feed = null;
// jTextField1に入力文字がないときは動作しない
if (!jTextField1.getText().equals(""))
feed = fetcher.retrieveFeed(new URL(jTextField1.getText()));
else
return;
// フィードの内容を取得
for (SyndEntry sentry : (List<SyndEntry>)feed.getEntries()) {
jTextArea1.setText( jTextArea1.getText() +
"Update:" + sentry.getPublishedDate() +
"\nURL:" + sentry.getLink() +
"\nTitle:" + sentry.getTitle() + "\n\n");
}
}
catch(Exception e) {
System.out.println(e.toString());
}
}
動作の確認
以上を行いファイルをセーブすると、NetBeansでは、自動的にコンパイルが行われます。そのため、保存するだけで、エラーが表示され、その点はNetBeansの利用しやすい点だと思います。
さらに、プログラムを動作させるには、ツールバーの"実行"->"主プロジェクトの実行"とするか、 "F6"を押せば下のようなウインドウが現れます。
そして、RSSのテキストフィールドに、RSSを記述して"取得"ボタンを押すと、次の様にテキストエリアに取得したRSSの内容が表示されます。
これで終了です。今後は、このRSSリーダーを用いて新しいアプリケーションを考えていきたいと思います。
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